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3.​音痴ってなおるの?
 音痴と言われると辛いですよね。

 音痴を直したい気持ちよく分かります。

 なぜならば今でこそこうやってボイストレーナーとして活動してきて10年となりましたが私も元々は音痴でした。
 
 本人は正しく出せているつもりでも周りの人達にはとんでもない歌声を・・・。

 ということで私自身、音痴だったにも関わらず今ではこのようにボイストレーナーをさせていただいていることが音痴ってなおる!の証明になるのではないでしょうか!

​ 努力次第で必ずなおると思います!※発達障害や声帯の手術の後遺症等の身体上の理由でどうしても音痴がなおり辛い特性等もあるようです。諸説あり。

​ まず音痴とは単純に言えば音が合わないことになりますね。

 でも音が合わないのは何故なんでしょう?

 今まで音痴でお悩みだった方達が改善していったことまた実際に私が音痴をどのように直したのかを基準に考えます。


【正しい音程が分からない】
【自分の耳で聴いている音が周りの人達とは違う】
【声を上げたり下げたりをノドで出来ない 】
【呼吸量の調節が出来ない】
【恥ずかしくて声を出し切れない】

経験上
この5つが大きく原因としています。

【正しい音程が分からない】

 
一般的に聞かれている音楽というのはドレミファソラシドにプラスしてド#レ#ファ#ソ#ラ#(レbミbソbラbシb)これらだけの音があります。

 全部で12個の音です。
 
 この音は人間が考え出した音なのです。

 その考え出した音から少しでも音が外れると気持ちの悪い音になります。

 その正しい音が出せれば音痴は直りますね。

 ・・・とはいえ実際にやろうとすると難しいですが可能ではありますよね!

【自分の耳で聴いている音が周りの人達とは違う】

 回りくどい書き方になってしまいました。

 実は骨伝導やら何やらで自分が発した声が直接脳に伝わり自分でしか聴くことが出来ない音となり耳に届いています。

 実際に録音機器で自分の声を録音し聴いてみましょう。

 自分の声って何故か気持ち悪くないですか・・・?

 ちなみに私は恥ずかしいお話なのですが当初機械で録音するから変に聞こえるんでしょ?

 なんて思ってました。

 本当です。

 恥ずかしい限りです・・・。

 現実は辛いもので機械から流れる声は他の人達が聴いている声に限りなく近い声なのです。

 なぜならば骨伝導などで直接脳に響く声は自分自身でしか聴くことが出来ませんので。

 なので自分でしか聴けない自分の声が存在する為、他人に届いている自分の声は違うのです。

【声を上げたり下げたりが出来ない・・・!】

 全てがお経のような歌になってしまい低音や高音が全く存在しない。

 この場合はノドで声帯を使い声を上げたり下げたりすることが出来ていない状態です。

 どんな音程でもいいので低い声を出してみる高い声を出してみる。

 まずはそこから段々と練習していくことで改善が見られます。

 この場合改善するには時間が必要です。

 これさえすれば音程があたる!なんて魔法のようなトレーニングがあれば私も苦労はしませんでした・・・。

 現実は反復練習を継続し行う、継続は力なり・・・ですね。

【呼吸量が調節できない】

 何を歌っても小さな声になってしまう・・・という方に多いと感じております。

 呼吸量が少ないため裏声のようなか細い声になってしまうことが多いです。

 この場合は高い音は出ているのですが低音を出すことが難しく低い声を出す練習をしていくことや音程を気にせずとにかく声を大きくしていくことで改善することがあります。

【恥ずかしくて声を出し切れない】

 ​これは上記の呼吸量が調節できないと併発していることがあります。

 恥ずかしいの場合は精神的なものなのでまずはそこから改善していく必要があります。

 精神的なものは成功体験を積み重ねることが一番大切です。

 このようにすれば改善するというものでもなく改善する為には講師との関係性も大いに関わります。

 まずはとにかく声を出せる環境を整える必要があります。

 恥ずかしいという気持ちを取る必要があるのです。

 ちなみに私の場合はある時に『あっ自分って音痴なんだ・・・』と気付いてしまった時があります。

 ①そこからが大変で音痴が恥ずかしくて声をあまり出せない・・・

 ②練習出来ないから更にもっと音程も崩れ・・・

 ③また音痴だと言われ・・・

 ①→②→③と繰り返し負のスパイラルに入ってしまいなかなか抜け出せませんでした。

 改善するためには私の場合、自信をつけることでした。

 私の場合は褒めて下さる方が近くに居てくれたおかげで段々と改善していきました。

【改善したときの私の状況】
①発声練習を頑張る
②違いに気付き師匠が褒めてくれる
③嬉しくなって声が大きくなる
 
 ここからは①→②→③の繰り返しですね♪

 私のこの経験を音痴に悩まれている生徒様にも味わってもらえたらと今でも心から願っております。

 結局は師匠との出会いが一番大事でした。

 音痴に悩んでる方には頼っていただけると本当に嬉しいです。

 上記に上げた5例も様々な要素が合わさり音痴がなかなか改善しないことに繋がっています。

 もちろんこの5例以外にも様々な要因があります。​ 

 練習もたくさんしなければ改善しません。

 歌わなければ音痴はなおりません。

 たくさん声を出す!そして自信をつける!

 これが音痴改善の第一歩なのです♪

 全てが直る!とは私が断言することは出来ませんが音痴の多くは努力の積み重ねで直るものだと考えてよいのではないでしょうか。

 これらを改善していくためには講師と生徒様の関係性が最も大切だと考えています。
 
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音痴で悩んでる方には実際、音痴で悩んだ歌の先生がいいのではないでしょうか?

 私が思い返してみても歌の先生で昔音痴が悩みだった・・・という人には出会ったことがありません。

 音痴でお悩みの方には胸を張って一度来て欲しい!と思っています。

 歌の先生の前で歌うのがまず第一にハードル高い・・・とお考えかと思います。

 一緒に音痴を克服出来るよう私も頑張ります!

 恥ずかしいと思われている方に関しましては無理せず声を出せたら出して講師との関係性が出来ることを最優先で進めて行きますのでどうかご安心くださいね。
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